治験選びのポイント それは治験施設の実施体制です

治験選びのポイント

治験の実施体制 安心して参加できる治験とは

緊急時の対応が出来る病院もしくはクリニックである

クスリの候補物というのは未承認薬です。もしかしたら副作用が起きる可能性があります。
そのことが、あまりに心配で前日から眠れないようなら、治験には不向き。参加は止めましょう。
でも治験に参加して無事に謝礼が欲しい人、施設の実施体制を事前に調べましょう。
もし何か不測な事態が起きた場合でも、適切な医療措置を取ってもらえれば、最悪のケースは避けられます。
夜間も通してドクターやナースが十分に居るか、医療機器等が整っているか、もしもの時の搬送先はどこか?
小さなクリニックで、緊急時に何の処置も出来ずに右往左往では、治験に参加するリスクが高すぎます。
万が一でも、辛い症状が出た時に、少しでも早く回復できるよう救急体制の整った医療機関を選ぶことは、何より大事なポイントです。

担当医師の経験が豊かである

施設での治験は、治験責任医師と呼ばれる責任者の下で実施されます。治験責任医師を任される医師というのは、専門領域への造詣が深く論文での業績を持っている優秀な医者です。ただし、大抵において優秀な医者ほど多忙です。外来や病棟での診療のほか、大学病院に勤める医師であれば自分の研究も抱えています。 だから、一般的に治験責任医師は治験だけに専念できません。そこで業務を分担する分担医師(担当医師)が必要になってきます。
この担当医師が、複数の病院を掛け持ちする若い非常勤の医師であったり、新米の医師であったりします。医局制度が長く上下関係の厳しい医師の世界では珍しくありません。この場合、担当医が治験薬に関する知識を十分に持たないで参加することが起こりえます。 忙しい治験責任医師の代わりなのに、さらに忙しく知識の浅い医師が担当するのでは、ボランティアは安心して治験に参加できたものではありません。
担当医師がどのくらいのキャリアを有しているドクターなのか、あらかじめ施設の医師について調べておくことをおススメします。

カワイイばかりの看護師ではない

見出しは「カワイイばかりの看護師」であって、「カワイイ看護師ばかり」ではありません。
前述したように、医師は基本的に忙しいので、ボランティアと日常的に接するのは主にナースです。 入院期間中は外出や面会が出来ず寂しいので、見ているだけでも、カワイイ/キレイなナースがいるのに越したことはありません。
でも、よく考えてください。採血で、針の刺し直しを笑顔で許せるのは何回までですか?
誰だって、入院中、気持ちよく過ごしたい、苦痛を伴う検査は出来るだけ減らしたいのが本音です。それに、具合が悪い時ほど、主訴に対し適切に看護してもらい、早く軽快/回復したいじゃないですか。
そんな時に、カワイイだけのドジっ娘ナースが付いたのでは、あなたのストレスは上がる一方。手際の良い看護師がいる病院やクリニックの方が確実に安心して過ごせます。
また、若い看護師ばかりの施設は、人件費を抑えようと結構シビアな勤務/給与体系を採っている事が多く、働いているナースのストレスも高いことがあります。
ちなみに、「カワイイ看護師ばかり」の場合は、ほぼ間違いなく院長の好みです。

治験施設の実施体制を見よう!

安心して治験バイトに参加するためには、下調べが必要です。治験を実施している病院やクリニックの多くは、ホームページ上に治験実施体制を公開しています。 あらかじめ確認しておくことがポイントですよ。


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